代表的な転売を解説していきます。
【不用品転売】
自宅にある不用品を販売すること。
既にある物を売るので、これから転売を始めるという時に仕入れなくてもいいので一番取り組みやすいです。
「え、こんな物が売れるん!?」っていうことがしばしばあります。
僕は家の中を荒らしまくって、15万円くらい稼ぎました 笑
【サンプル品転売】
「初回購入の方は無料」「初回◯◯%割引」という広告を見たことありませんか?
リピーターを獲得するために、初回購入で無料もしくは低価格で提供してくれます。
そういう商品を仕入れて、販売するというのがサンプル品転売です。
数十万稼げるというものではないですが、数万円であれば稼ぐことができますので、資金がない方はオススメです。
注意点として、転売禁止商品や定期契約をしないと割引されないとかの条件があるので、しっかりと確認することが必要です。
【カメラ転売】
主に中古の一眼レフカメラやミラーレスカメラを仕入れて販売する手法です。
高性能のスマホが普及してきたとはいえ、まだまだ一眼レフカメラの需要は安定してあります。
秋の紅葉、春の新緑、運動会、発表会、卒業式、入園式など
1年中何らかのイベントがあり、カメラを使うシーンが多いですよね。
だから、常に一定の需要がある=安定して売れる ということになります。
また、利益額が5000円~30000円くらい取れ、利益率も30%以上見込めるので
安定的に稼ぎたい方は向いています。(中には数万円利益のとれる物もある)
人気の機種はある程度決まってくるので、同じ型番の商品を仕入れて売るだけになってくるので、時間効率がどんどん良くなっていきます。
知識が増えるほど利益が上がり、作業時間が減っていくというイメージです。
難点としては、外注化しにくいという点です。
撮影の技術、検品や梱包、仕入れなど、専門性が高い分、自分のスキルはつきますがその分、人に任せにくいという部分があります。
あとは、馴染みのない商材なので、カメラに興味がない方や機械が苦手な方は取り組みにくい傾向があります。
【ブランド品転売】
誰もが知っているブランドの商品を扱う手法になります。
ハイブランドなら、ルイヴィトン、グッチ、シャネル
ミドルブランドなら、コーチ、ヴィヴィアンウエストウッド、ポールスミス
ローブランドならZARA、ダニエルウェリントン、トミーヒルフィガー
※ハイ、ミドル、ローは独自基準のため参考程度にしてください。
既にお客さんに認知されており、商品の細かい説明をしなくても「ブランド」に価値を感じて購入してもらえるのがブランド品転売の一番のメリットです。
単価が高いため利益額も多く、1商品で数十万円の利益が取れる商品も存在します。
デメリットをあげると
・偽物を扱ってしまう場合がある
・商品管理を厳重に行わなければいけない
・仕入れ先を開拓するのが困難
・資金がかかる
偽物を扱ってしまうと逮捕される危険がありますし、そうならないためには安心できる業者やサイトから仕入れる必要があります。
そのルートを開拓するのに、個人の力では難しいかなと思います。
また、高額商品を扱うことになるので、より厳重な商品管理が必要です。
仕入れ値は安ければ数千円ですが、高いものになると数十万円になってくるので、資金力で稼げるか稼げないか左右されるようなイメージです。
【中国輸入】
輸入転売の中で一番ポピュラーで、初心者でも取り組みやすい手法です。
日本で流通されている商品のほとんどが中国製になっていますよね?
それは、ずばり安いからです。
中国は人が多く、人件費が安いのでびっくりするような価格で商品を製造することができます。
そういう商品を輸入して、日本で販売するというものになります。
仕入れは主にアリババやタオバオといったインターネットサイトで購入し、代行会社を経由し自宅まで届けてもらうという流れになります。
代行会社に委託すれば中国語がわからなくても問題なく仕入れることができます。
よく中国に行かないといけないのか?という質問をいただきますが、
完全在宅で完結することができます。
仕入れ値が安く、外注化しやすい、メリットがありますが
偽ブランドや不良品が多い、ライバルが多いなどのデメリットがあります。
安価で仕入れられますが、品質が悪い物が多く、不良品が多い傾向になります。
日本の基準で考えると商品の質は格段に落ちますので、最初はストレスがかかるかもしれません。
また、代行会社は基本的に日本語が話せる中国人が対応してくれますが、上手な人と下手な人がいます。
また、検品や梱包も日本基準でやってくれる代行会社かどうかも大事なポイントになってきます。
【革靴転売】
主にリサイクルショップで革靴を仕入れてフリマアプリやオークションサイトで販売する手法です。
安く仕入れて高く売るという基本は同じですが、まだまだやっている人が少なく、高利益が期待できる熱いジャンルの一つです。
革靴転売で高利益を出すためのポイント、それはリペア(修復)して付加価値を付けることです。
簡単に言うと、くたびれた靴をピカピカに磨いて高く魅せて売る、ということです。
利益率が50%以上の物が多く、回転率も高いビジネスモデルですが
仕入れをするのに車が必要だったり、地域によって差が出てくるデメリットがあります。
近くにリサイクルショップが多数あって回る時間があるなら稼いでいけます。
リペアの技術を覚えることで一生稼げるスキルを身に着けることができます。
【アパレル転売】
革靴転売と似ていて、リサイクルショップで仕入れてフリマアプリやオークションサイトで販売する手法が一般的です。
革靴転売やカメラ転売と比べて、流行に左右されるビジネスモデルなので、ファッション雑誌をチェックするとか、Instagramをチェックするとかして、流行のアンテナは強くしておいた方が有利です。
自身にアパレルの興味がなくても大丈夫です。
リサーチすればいいだけです。
それが苦にならなければ、「衣食住は絶対に廃れない」と言われように、アパレルも(革靴転売も)ビジネスとしては有利なジャンルなのは間違いありません。
店舗で仕入れるのではなく卸業者さんから仕入れる手法もあります。
個人的にはこちらがオススメです。
卸業者さんから仕入れる場合には
・コネクションが必要
・ある程度まとまった仕入れが必要
というハードルがあるのが難点ですが、
繋がることができればかなり安定した仕入れができます。
【せどり】
せどりは初心者が一番取り組みやすい手法で、ハードルが低いビジネスモデルになります。
まず、せどりにもいろいろな分類があるので分野ごとに紹介します。
<商品カテゴリによる分類>
・本せどり
・CD・DVDせどり
・ゲームせどり
・トレンドせどり
・家電せどり
<仕入れ元による分類>
・ネットせどり(電脳せどり)
・実店舗せどり
<新品/中古による分類>
・新品せどり
・中古品せどり
一部になりますが、こういう風にジャンル分けすることができます。
仕入れの大事なポイントとしては、「店頭か電脳か」です。
店頭で仕入れる場合、店舗にいってスマホのアプリを使ってバーコードを読み込んだり型番を入力したりしていくらで売れていて、どれくらい利益が取れるか?をリサーチします。
一般のお客さんがいる中で1個ずつリサーチしていくので、体力的にも精神的にも厳しくなってきます。また、最近はせどりをしている人を排除する動きが多いため、肩身の狭い扱いをされることがしばしばあります。
また、一度に数店舗回るため、近くに店舗がなかったり車がないと満足に仕入れることができません。
逆にこれらの問題により、店頭仕入れをする人が少ないため、利益をとりやすかったり、他の人が仕入れられない商品を仕入れられたりするメリットがあります。
私は、店頭仕入れはやりたくありません 笑
理由は、恥ずかしいし面倒くさいし、時給が悪いから。
電脳せどりは、完全在宅でPCを使って仕入れる手法です。
楽天市場、ヤフーショッピング、ヤフオク、家電量販店のWEBサイトなどでリサーチし、価格差の取れる商品を探します。
完全在宅で仕入れができるメリットが大きいですが、みんな楽してやりたいので商品の取り合いになります。
お宝商品にあたる確率が低く、仕入れる時は価格差があった商品でも、いざ売る時になったら値下がりして利益がとれないということもしばしばあります。
店頭仕入れにしても、電脳仕入れにしても、一番大事なのは
情報です。
いま、売れ筋の商品は?どこが安い?どれが狙い目?仕入れるべき?
こういう情報を常にGETできる環境にいないと、稼ぎ続けることは正直厳しいです。
逆に言うと、こういう情報が入ってくる環境にいさえすれば、ある程度は稼いでいけるというビジネスなので、そういう意味でも初心者へのオススメ度は高いです。
【ebay輸出転売】
ebayとは、世界最大のオークションサイトで、そのサイトで商品を販売するという手法です。
主に、日本の製品を海外のお客さんに販売するというやり方ですね。
中国輸入の話を聞いて、
「高性能・高品質な日本製品を、海外向けに販売したい」と思われた方も多いのではないでしょうか?
実は、私もその思いがあります。
ただ、初心者・中級者の方がebay転売をするのはハードルが高いように思います。
理由は、お客さんとのやりとりが英語だからです。
イコール稼げないということではなく、初心者の方には稼ぎづらいということです。
また、リミットと呼ばれる出品制限があり、最初は出品数が限られます。
出品数が少ないということは、お客さんに見られる数も少ないので、売れる数も少ないということになります。
つまり、出品してから利益が出るまでの時間が長いということです。
これからチャレンジする!という時に、わざわざハードルの高い輸出をする必要はないと、私は考えています。
とはいえ、ハードルが高いビジネスなだけあって、仕組みを構築すればどんどん周りと差別化できるようになっていくので、そうなれば怖いものなし、ということになります。
下記に各手法の要点をまとめました。
資金の金額については、あくまでも最低金額になります。
転売という仕入れのあるビジネスモデルでは資金が多ければ多いほど稼げる金額は多くなるということをご理解いただければと思います。
10万円を稼ぐには、という前提でまとめています。
再現性とは、誰がやっても同じ結果になるかどうか、つまり簡単かどうかという意味になります。
◎が一番簡単、△が一番難しいと捉えていただければと思います。
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